日本医師会は医師資格証の保有者・新規申請者に向けて『ＨＰＫＩセカンド電子証明書』の発行しています。これを用いることで、医師資格証が手元にない場合でも、電子署名が可能となりますが、当面、電子処方箋に限定した取り扱いとのことです。

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（１）特定健康診査の見直し
①基本的な健診の項目
やむを得ず空腹時以外に採血を行う場合、随時中性脂肪による検査が可能となりました。
②標準的な質問票の変更
　・「喫煙歴」、「飲酒歴」の質問項目について、より正確にリスクを把握できるように、詳細な選択項目目へ変更されました。
　・「保健指導の希望」の質問項目が、特定保健指導の受診歴を確認する質問項目へ変更されました。

（２）特定保健指導の見直し
①評価体系の見直し
　・アウトカム評価とプロセス評価で実績評価することになりました。
アウトカム評価は、主要達成目標を腹囲２㎝・体重２㎏減とし、生活習慣病予防につながる行動
変容(食習慣の改善、運動習慣の改善、喫煙習慣の改善、休養習慣の改善、その他の生活習慣の改善)や、腹囲１㎝・体重１㎏減をその他の目標として設定することになりました。
プロセス評価は、個別支援(ICT含む)、グループ支援(ICT含む)、電話、電子メール等とし、時間に比例したポイント設定ではなく、介入１回ごとの評価となります。
　・これまでの支援Ａ、支援Ｂの区別は廃止されました。
　・特定健診実施後の特定保健指導の早期実施が評価されることとなりました。
②初回面接の分割実施の条件緩和
初回面接が、特定健康診査実施日から１週間以内であれば初回面接の分割実施として取り扱えるようになりました。

手引き（第4.1 版）

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